オイリー肌とUVケアは、一見関係ないように見えますよね。

しかし、紫外線は美容の大敵と言われているように、紫外線はオイリー肌にも大きな悪影響を与えます。

そのため、オイリー肌を改善したいならUVケアは絶対必要なんです! こちらのページを参考に、正しいUVケアを始めてくださいね。

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  1. 紫外線がオイリー肌に及ぼす悪影響とは
  2. 日焼け止めによる正しいUVケアのやり方
  3. UVケアを始めるのは「暑くなってから」じゃ遅すぎる
  4. 正しくUVケアを行い、オイリー肌を健やかに保とう

1.紫外線がオイリー肌に及ぼす悪影響とは


「化粧が崩れやすくなるから日焼け止めは塗らない」
「どうせすぐに皮脂で落ちるから日焼け止めなんて意味がない」
そんな風に考えて、UVケアを怠ってしまっていませんか?

紫外線はオイリー肌を悪化させてしまいます。
オイリー肌を改善したいならUVケアもきちんと行わなければいけません。

紫外線がオイリー肌に及ぼす悪影響の中で特に注意すべきなのは「乾燥」です。紫外線は肌のバリア機能を弱らせ、水分を上手く保持できなくさせます。水分が保持できないということは、乾燥しやすくなってしまうということです。

「オイリー肌なんだから乾燥しても問題ないのでは?」

と思うかもしれませんが、実は乾燥こそ皮脂が過剰に分泌されてしまう大きな原因です。
オイリー肌だからこそ、肌が乾燥しないようにケアをしていかなくてはいけないのです。

乾燥とオイリー肌の関係性については『オイリー肌なら必ず知っておきたいインナードライの基礎知識』で詳しく解説しています。

また、皮脂の酸化という問題もあります。

紫外線を浴びると皮脂の酸化が促進されてしまうのですが、酸化した皮脂はニキビや肌荒れといった肌トラブルのほか、頭皮や顔からイヤな臭いがする臭いトラブルも引き起こします。
また、毛穴に詰まった皮脂が酸化すると毛穴の黒ずみの原因にもなるのです。

オイリー肌は皮脂が多く分泌されており特に皮脂の酸化が起きやすいので注意が必要です。

2.日焼け止めによる正しいUVケアのやり方


UVケアは大きく分けると、日焼け止めを塗って日焼けを防ぐUVケアと日傘やアームカバー、帽子などによって物理的に紫外線をシャットアウトするやり方の2通りがあります。

紫外線からしっかりお肌を守るためにはどちらも組み合わせることが大切ですが、ここではオイリー肌がトラブルに悩まされやすい「日焼け止め」による正しいUVケアのやり方を紹介していきます♪

[1] オイリー肌に合った日焼け止めの選び方

オイリー肌が日焼け止めを塗ると、ベタつく、テカる、化粧が崩れやすくなるなどトラブルが出やすくて困りますよね。

皮脂吸着パウダーなど皮脂を抑える成分が配合された「サラサラタイプ」の日焼け止めを選ぶようにするとトラブルが起きづらくなります。

オイリー肌はニキビにも悩まされやすいですが、ニキビが出来ている場合も日焼け止めは塗るようにしてください。
ニキビに日焼け止めを塗ると悪化してしまうのではと思われがちですが、紫外線はニキビの炎症を悪化させるうえ、ニキビの跡を残りやすくさせてしまいます。

敏感肌用のものや低刺激、ノンコメドジェニックテスト済みと書かれたお肌に優しい日焼け止めを選び、ニキビの悪化を防ぎましょう。

[2] 日焼け止めはこまめに塗り直す

日焼け止めの効果は一度塗ってから数時間しか保たず、大体2~3時間に一度の塗り直しが理想的とされています。
また、汗をかくと日焼け止めが流れてしまうので、汗をかいてしまった場合は時間関係なく塗り直しておきましょう。

朝のメイク時に日焼け止めを塗ったなら、お昼ごろには効果が落ちてしまっています。ランチを食べに出るときには日焼け止めの塗り直しを忘れないようにしてください。

さらに夕方の紫外線も侮れません。会社や学校から家に帰る前の日焼け止めの塗り直しを習慣づけましょう。

日焼け止めの塗り直しにはメイクの上からも使える日焼け止めスプレーやUVパウダーを使うと便利です。

[3] 目的に合わせて日焼け止めを使い分ける

SPFは日焼け止め選びの目安となりますが、このSPFの数値が高ければ高いほど肌への負担は大きくなります。

毎日SPF50の日焼け止めを使うと肌トラブルの原因になることもありますので、高SPFの日焼け止めはレジャー用に、日常使いにはSPF20程度の日焼け止めに使い分けるようにしてください。

「SPF20なんかじゃ日焼けしてしまう!」と心配に思う方も居るかとおもいますが、実はSPFは「日焼け止めの効果の高さ」を現しているのではありません。
SPFは「何も塗っていないときと比べて日焼けが始まるまでの時間をどれくらい伸ばすことができるか」という目安です。

たとえばSPF30と書かれた日焼け止めは、何も塗っていないときと比べて30倍、日焼けを遅らせる効果があるということを現しています。つまり、「SPFが高い=焼けない」というわけではないのです。

3.UVケアを始めるのは「暑くなってから」じゃ遅すぎる!

UVケアは夏になってから始めるものだと思っていませんか?

実は、まだ肌寒い日も多い3月頃から紫外線量はどんどん多くなっていき、4月になる頃には9月とほぼ同じ紫外線量になります。 春先からUVケアを意識するようにしてください。

また、日差しの差さない雨や曇りの日であっても紫外線はしっかり地上まで届きます。 雨や曇の日も晴れの日と同じUVケアを行うようにしてください。

4.正しくUVケアを行い、オイリー肌を健やかに保とう


オイリー肌を悪化させないためにもUVケアはとても大切です!

とはいえ、オイリー肌は日焼け止めを使うとテカリやベタつきが出てしまうことも多く、UVケアになかなか積極的に取り汲み辛いですよね。

自分にあった日焼け止めを正しく使い、紫外線からお肌を守ってあげてくださいね。