鼻や小鼻に出来やすい毛穴の黒ずみは、目立つだけに気になりますよね。

一生懸命ケアしてもなかなか改善せず、仕方なくメイクで隠しているという方も多いのではないでしょうか。

こちらのページでは、そんな手強い毛穴の黒ずみが出来てしまうそもそもの原因と、改善するケア方法について解説していきます。

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  1. 毛穴に黒ずみができる原因
  2. 毛穴の黒ずみを改善する洗顔
  3. 毛穴の黒ずみを改善するスキンケア

1. 毛穴に黒ずみができる原因


毛穴の黒ずみの正体は、古くなった角質と皮脂が混ざりあって出来た角栓です。
この角栓が酸化して黒ずむことで毛穴の黒ずみが出来るのです。

角質が溜まりやすく皮脂分泌も多いオイリー肌は鼻の黒ずみができやすい肌質と言われています。

毛穴の黒ずみを改善するには、まず原因を知ることが大切です。主な原因としては以下の3つが考えられます。

ターンオーバーの乱れ

私たちのお肌は、ターンオーバー(肌の新陳代謝)によって古い角質が剥がれ落ちるようになっています。
しかし、毛穴の黒ずみをケアするための過度の角質ケアや保湿不足によってこのターンオーバーが乱れると、古い角質や毛穴の汚れが残ったままの状態が続くことになり、その2つが混じり合って角栓となり、鼻の黒ずみになってしまうのです。

スキンケアの不足

クレンジング不足や保湿不足といったスキンケアの不足も鼻の黒ずみの原因です。
特に、鼻の黒ずみを隠すために毛穴をしっかり埋めるようなメイクをしている場合、クレンジングで汚れを取りきることができずに汚れが残り、更なる黒ずみを作る原因となります。

紫外線の影響

紫外線を浴びることでメラニンが分泌され、毛穴自体が黒ずんでしまうケースもあります。
この場合、通常の毛穴の黒ずみと違って角栓が詰まっているわけではないので、改善にはしみ・そばかすなどと同じ美白ケアが必要です。

2. 毛穴の黒ずみを改善する洗顔

毛穴の黒ずみを改善する大きなカギを握っているのが洗顔です。

効果的な洗顔方法をチェックしましょう。

(1)毎日の洗顔

毛穴の黒ずみに悩んでいると、黒ずみを落としたいからとゴシゴシ洗ってしまいがちですが、肌へ負担をかけると不要な角質が出来やすくなり、逆に黒ずみの原因になります。

肌に負担がなるべくかからないよう、「肌を擦らない」「洗いすぎない(=皮脂を落としすぎない)」ことが大切です。

肌に負担がかからない洗顔のポイント
・お肌に優しい洗顔料をしっかり泡立てて洗顔する
・お湯ではなくぬるま湯で洗顔する(30度~35度が理想)
・スクラブ洗顔料や洗顔ブラシなどの使用は控える
・一日に何度も洗顔しない(多くても二回まで)
・洗顔後はすぐに保湿をする

また、洗顔前にホットタオルで毛穴をしっかり開いてあげると、毛穴の汚れが落ちやすくなり、洗顔の効果がより高まります。

(2)週に一回のスペシャル洗顔

毛穴の黒ずみをケアする上で重要なのは、角栓の主成分はタンパク質だということです。

普通の洗顔では皮脂を落とすことはできても、タンパク質を落とすことは難しくなっています。毛穴の黒ずみを単なる皮脂汚れだと考えている方が多いのですが、それは大きな誤解なのです。

そのため、毛穴の黒ずみをケアするためにはタンパク質を分解する「酸素洗顔料」や、酸力でタンパク質を溶かす「ピーリング石けん」によるスペシャル洗顔が効果的です。

ただし、この酸素洗顔料やピーリング石鹸による洗顔は刺激が強いため、毎日の使用は厳禁です。
週に1回~2回のスペシャルケアとして取り入れるようにしてください。

3. 毛穴の黒ずみを改善するスキンケア

嫌な毛穴の黒ずみを改善するためのスキンケア方法を見ていきましょう!

(1)保湿ケア

肌が乾燥すると肌のターンオーバーが乱れやすくなり、不要な角質が溜まり鼻の黒ずみの原因となります。

「オイリー肌だから乾燥しているはずがない」と思うかもしれませんが、乾燥が原因で皮脂が過剰に分泌されているケースもありますので、オイリー肌でも保湿はしっかりと行いましょう。

保湿アイテムは油分が控えめなものを選ぶようにするとオイリー肌でもベタつきにくいです。

洗顔後の肌は乾燥しやすいので、洗顔後はなるべくすぐに保湿ケアをするようにしてください。
特に「酸素洗顔料」や「ピーリング石鹸」による洗顔は非常に乾燥を招きやすいケアなので注意が必要です。

(2)UVケア

毛穴に黒ずみができる原因の項目で説明したとおり、毛穴の黒ずみの中には紫外線の影響で毛穴自体が黒ずんでしまったケースもあります。

通年を通して紫外線は降り注いでいますので、紫外線対策を怠らないことが大切です。

このタイプの毛穴の黒ずみはいわゆるシミやそばかすと同じ状態ですので、改善するには美白化粧品によるケアが必要になります。